フリーランスとは「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人」です。
言い換えると、「自由に仕事が選べて誰とでも契約が出来る人」と言えるかもしれません。
自由とは言え、労働基準法が適用されないので企業で働いている時の様に、長時間働いてもストップをかけてもらえることはありません。
裁量(自由度)は増しますが、自らが行ったことの結果は良い場合でも悪い場合でもすべて自分で受け止めなければなりません。
フリーランスの語源
フリーランスのスペルは「freelance」です。
所説あるようですが有力な説としては、中世にさかのぼります。中世ヨーロッパで戦争の度に契約して有力者に仕えた騎士を、フリーランス(free(拘束されていない)+ lance(槍))と呼んだことが語源となっているようです。
現代で言えば「傭兵」でしょうか。
個人事業主との違い
「フリーランス=(イコール)個人事業主」ではありません。

フリーランスは働き方(契約形態など)から見た場合の言い方で、個人事業主は個人で事業を行うことを指します。税法上は個人で事業を行う場合には税務署に開業届を行う必要があります。
開業届を行うことで個人事業主と呼ばれる様になり、青色申告の申請が行え、確定申告の際の控除額を多くすることが出来ます。
フリーランスの契約形態
フリーランスとして仕事を受ける際の契約形態としては以下の2つがあります。
●(準)委任契約
あらかじめ定められた作業内容をやり遂げること(事実行為)が求められる契約形態です。
●請負契約
依頼されたものについて完成の形をもって報酬が支払われるといった契約形態です。
まとめ
フリーランスになると何をしても自由(法律の範囲で)ですが、その反面行った結果については、良い結果が出ようと、悪い結果になろうとすべて自身の責任となるということです。